ソファーの選び方 人工スエード編

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こんにちは、家具ギャラリーよろこび店長の福山です。

今回はソファーの選び方~人工スエード編~をご案内致します。

シート生地によって、ソファーの印象は変わります

ソファーのシート生地には主に

1.本革

2.合成皮革

3.布

4.人工スエード

の4種類があります。

同じデザインのソファーでも、

生地が変わると、その印象が大きく異なります。

生地を本革にした場合

本革ソファー

生地を布にした場合

布ソファー

人工スエードソファー

最近、取り扱いメーカーが増えているのが

人口スエードシートのソファー。

キズや汚れに強い機能性と、

起毛素材のやわらかい手触りが人気のポイントで、

特に室内でペットを飼われている方にお勧めのシートです。

人工スエード3

人工スエードとは?

人工スエードとは、ポリエステルの(アルカンターラはポリウレタンも使用)

マイクロファイバーを使用したスエード調の合成皮革です。

製造メーカーによって

アルカンターラ・エクセーヌ・ウルトラスエード・ラムースなど

いくつかの呼び名がありますが、

今回は家具ギャラリーよろこびで取り扱い量の多い

ラムースを中心にご紹介致します。

※製造メーカーの違い

アルカンターラ・エクセーヌ・ウルトラスエード:東レ系列

ラムース:旭化成系列

ラムースって?

ラムースは旭化成せんいが

1980年から製造している人工スエードで、

数十色のカラーバリエーションがあります。

ラムース

ラムースの主な特徴は以下の通り。

・ソフトな手触り

・耐摩耗性

・雨や水に強い

・環境にやさしい

・お手入れの手軽さ

・赤ちゃんも安心

思わず撫でたくなる、なめらかなやわらかさ

表面がマイクロファイバーの起毛素材ですので、

触った時の手触りがとにかく気持ち良いのがポイント。

「これってファブリックじゃないの?」と

驚かれるお客様も結構いらっしゃいます。

また、なめらかな起毛素材ですので、

ソファーの座面に使用した場合は適度な抵抗が発生し

お尻が滑りにくくなるメリットもあります。

高級車のシートにも採用される耐摩耗性

ラムースの生地は自動車のシートや内装にも

数多く採用されています

(メルセデスベンツやトヨタの3代目プリウスなど)。

見た目の高級感や手触りの気持ち良さに加え、

カーブの横Gや乗り降りの際の圧力にも負けない

高い耐摩耗性や皺のできにくさが選ばれるポイントです。

水をはじくのに、洗える合皮

ラムースの生地は水をはじくはっ水加工が施されていますので、

万が一飲み物などをこぼした場合にも玉状になり汚れが染み込みにくくなっています。

また、ファブリックシートのソファーでご紹介した様な

カバーリングタイプのシートの場合ですと、

カバーを取り外して洗濯機で水洗いする事ができます

※生地を縫い合わせた縫製部分にははっ水加工は施されていません。

※はっ水加工は数カ月で効果が薄まりますので、定期的なお手入れが必要です。

ペットボトルから作られる環境にやさしい素材

ラムースは使用済みペットボトルをリサイクルして作られる

ポリエステル原料を元に作られています

(CO2排出量77%削減、エネルギー消費量84%削減)。

お手入れ楽々

日常的なお手入れ:軽いブラッシング

部分汚れ:ぬるま湯で薄めた中性洗剤をしみ込ませた布で汚れを叩いてふき取る

はっ水加工の維持:市販のはっ水スプレーなどでもOKですが、

小さなお子様がおられるご家庭ではラムース専用のお手入れキットをお勧め致します。

赤ちゃんがなめても安心

ラムースの生地は「エコテックス・スタンダード100」に認定されていますので、

万が一、小さな赤ちゃんが口に入れてしまっても安心・安全

※小さなお子様がお使いの場合、ラムース専用のお手入れキットのご使用をお勧め致します。

ラムースはこんな方にお勧めです

1.室内でペットを飼われている方

ラムースの生地は耐摩耗性が高いので、

ひっかいても生地が傷付きにくく

はっ水加工で汚れも付きにくいので、

お部屋でワンちゃんや猫ちゃんを飼われているお客様に

特にお勧めです。

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2.小さなお子さんがおられる方

ラムースの生地は赤ちゃんがなめても安心な安全性に加えて、

はっ水加工で汚れが付きにくくなっていますので、

小さなお子さんが飲み物や食べ物をこぼしても大丈夫。

また、カバーリングタイプは洗濯機で洗えますので、

やんちゃなお子さんのパパやママも安心です。

3.手触りの良いソファーが欲しい方

起毛素材で手触りがなめらかですので、

店頭やメーカーのショールームで座った瞬間に

「あ、この手触り良いね!」と

一さわり惚れ(?)されるお客様もいらっしゃいます。

4.ファブリックソファーが欲しいけれど、汚れが気になる方

「ファブリックソファーのやわらかい雰囲気が好きだけれど、

汚れが気になる」というお客様にもラムースはお勧めです。

合成皮革ですが起毛素材ですので、

ファブリックとそんなに印象は変わりませんし、

はっ水加工で汚れが付きづらいので、

カバーを取り外せない張り込み式のソファーでも

汚れの心配が少なくお手入れがしやすいのもおススメポイントです。

ラムースのデメリットは?

今まではラムースの良い面ばかり取り上げて来ましたが、

敢えてデメリットを挙げるとするならば、

まずは価格がそこそこ高いという点が挙げられます

(ファブリックの中の高価格帯のものと同じくらいの価格)。

また、マイクロファイバーの生地は

全体が均一な仕上がりになって織り目や縫い目もありませんので、

ソファーのシートとして張ると全体的にのっぺりとした印象になります。

人口スエード1

アームなどの木部が多めに使われているソファーですと、

のっぺり感も大幅に軽減されます。

人工スエード2

ラムース取り扱いメーカー

家具ギャラリーよろこびの取り扱いメーカーでは

カリモクとアサヒがラムースの生地をソファーやチェアのシートに採用しています。

また、ナガノインテリアも同じ様な

マイクロファイバー生地のソファーを展開しておりますので、

まずはそのなめらかな触り心地を店頭でご体感ください。

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